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フジテレビ『口パク禁止令』! 困るのはベテラン歌手? [芸能]

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きくち伸(フジテレビ音楽番組のプロデューサー)が
ブログ上で「口パク禁止令」とも受け取れる文章を投稿し、
一般視聴者だけでなく、音楽業界に影響を与えている。
ネット上ではAKB48、Perfumeはどうするのか、という
議論が盛り上がっているが、
本当にピンチなのはベテラン歌手らしい。

そのことについてレコード会社関係者は、
次のようなコメントをしている。
「確かに、新曲プロモーションで出演する音楽番組で
 口パクが禁止されたら、ジャニーズやAKB48あたりは
 ダンス色の強い曲を歌いにくくなるでしょう。
 ただし、きくちPが言及している番組は、
 カバー曲や往年のヒット曲が中心なので、
 一定の歌唱力があれば対応できるはず。
 それよりもダメージが大きいのは、加齢や喉のトラブルから
 全盛期のような歌声が出なくなってしまった歌手です。
 具体的には松田聖子や松任谷由実、杏里、持田香織などが
 出演しにくくなる」
その中でも松田聖子の場合、デビュー時にはフレッシュな
歌声で評判を取ったものの、喉の異常がもとで、
30代になった頃からはほとんど口パクを行っているとのこと。

松田は年齢とともに顔やスタイルが変化したことも話題と
なったが、最も変わったのは、実は“声質”らしい。
20代の終わり頃に、喉の酷使のため声が出なくなり
それ以後は声量を伴わない歌唱法を用いるようになった。
コンサートやテレビ出演では、加工された録音バージョンで、
生歌の弱々しさを補強しているらしい。

また、音楽関係者からは、地デジ化に伴って音楽番組の
音声ミキシングがぞんざいになっているとの意見も出ている。

「ここ最近の傾向として、演奏よりも歌声を強調する
 ミキシングが主流となっています。そのため、
 ちょっとした声のゆらぎや呼吸の乱れで、
 演奏自体がバラバラに聞こえてしまうケースも増えているのです。
 そうしたリスクを避けるため、
 『いい音楽を届けるには、口パクのほうがいい』と話すスタッフは、
 レコード会社だけでなくテレビ局にも多いですよ。
 海外では同様の理由から、テレビやラジオでは口パクが主流です」と
音楽関係者は語った。

『FNS歌謡祭』などで高評価を獲得している
フジテレビの音楽番組の功労者きくちPによる今回の発案。
口パクの可否だけでなく、ベテラン歌手のあり方や、
音楽番組の音声ミキシングの状況まで問うものとなりそうである。







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